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BeeZip

NAS、アプライアンス vs BeeZip vs サーバーOS

「アプライアンスサーバーでもない、サーバーOSでもない、新しいサーバーのカタチです」その真相を、ここに解説します。

まずは、それぞれの概要から

アプライアンスサーバー、NAS

アプライアンスサーバーは、Webサーバー・メールサーバー・ファイルサーバーなど、汎用性はないが限定した特定の機能をもった「ハードウェア+OS+アプリケーション」が一体となって提供される製品。
NAS(Network Attached Storage)はアプライアンスサーバーのひとつで、専用ハードウェアにOS・アプリケーション・管理ツールなどを備え、ネットワークに接続する形で使用されるファイルサーバー。
例: Sun Cobalt, dell PowerVault など

サーバーOS

汎用ハードウェアに、組み込み使用されるサーバー用OS。Mac OS X Leopard Server,Windows2000 Server,Windows2003 Server, Linux、Unix系など。 WindowsXPなどクライント向けOSでもサーバーとして使用は可能。

ファイルサーバーはファイルの金庫です

  アプライアンスサーバ
NAS
BeeZip サーバーOS
インストール作業 ○不要 ○不要 △必要
ハードウェアの選択 ×不可 ○任意 ○任意
ユーザーによるアプリケーションの追加、自由 ×不可 ×不可 ○任意
管理の容易さ
アップグレード
障害時の復旧
対ウイルス性能
パフォーマンス

比較:インストール作業

マシンとソフトウェアを購入して、実際に稼動させるまでにインストール作業が必要かどうか。
NAS: 組み込みなので不要
BeeZip: 多少のディスクフォーマットなどの作業はあるものの、基本的に不要
サーバーOS: ゼロからの完全インストールが必要

比較:ハードウェア選択

環境に合わせて、自由に使用したいハードウェアが選択できるかどうか。
NAS: セットされたものなので、メーカーで用意されたものの中での選択
BeeZip: 対応しているものの中で、基本的に自由な選択
サーバーOS: 対応しているものの中で、基本的に自由な選択

比較:ユーザーによるアプリケーションの追加、自由度

使用するユーザーが、自由にアプリケーションを追加したり、設定を自由にできるかどうか。
NAS: 基本的に不可(一部可能なものもあり)
BeeZip: 不可
サーバーOS: 自由に何でもできる

比較:管理の容易さ

「管理」の範囲決めが難しいのですが、初期設定、日常のメンテナンスなどに関しては、
NAS: できることが限られ、管理ツールもあるので容易
BeeZip: できることが限られ、管理ツールもあるので容易
サーバーOS: 汎用的・自由度が高い分難しい。習得に時間がかかる

比較:アップグレード

OS、アプリケーションなどのアップグレードの容易さ。
NAS: マイナーアップに関しては、インターネット経由などで簡単である。大幅変更を伴うメジャーアップは困難か、不可能。
BeeZip: インターネットからの自動更新は不可。メジャー・マイナーアップともUSBメモリの入れ替えのみで完了。また検証されている全体での入れ替えとなるため不安定要因が少ない。
サーバーOS: マイナーアップに関しては、インターネット経由などで簡単である。大幅変更を伴うメジャーアップは全体の再インストール。

障害時、短時間で復旧

ディスク障害に関しては、RAID等のシステムであれば、どれも同等のレベルでの復旧が可能。
RAIDなどがない場合、バックアップからの復旧に関しては、インストール作業のいらない、NAS、BeeZipが有利。
マシンそのものの障害に関しては、インストール作業のいらない、NAS、BeeZipが有利。ただし、NASの場合、全体の再購入、再設定が必要。BeeZipでは、ディスク、ソフトウェアなど障害を受けていないものの再利用が可能。

比較:対ウイルス性能

BeeZipはオプションでアンチウイルス機能を追加できます。
NASではアンチウイルス機能を持ったものが少ない。
また、BeeZipでは、書換え不可なUSBメモリ上にシステムを展開しているため、システムがウイルスに感染しにくい、という特徴を持っています。

比較:パフォーマンス

基本的にはハードウェアに依存。同程度のハードウェアで動作させてとして最も懸念 されるのは、USBメモリで動作する「BeeZip」ですが、ディスクにキャッシングするなど、日常運用でUSBへのアクセスが極力無いように工夫を行い、他システムと遜色ないパフォーマンスを実現しています。

BeeZipの弱点

いいことばかり書いてもどうも信用ならないという方へ、最後に「BeeZip」の弱点も正直に打ち明けます。

対応ハードウェアの未整備

smpマシン、64ビットマシン、ファイバーチャネル等々、大規模向けハードウェアにはまだまだ未対応です。
SCSI-CD-ROM、テープバックアップも未対応です。
SCSI-RAIDにはかなりの部分対応しており、エントリ、ミドルレンジクラスのサーバーには十分対応します。

大規模ユーザー認証

Windowsドメインコントローラへの認証依存などは可能ですが、LDAPなど大規模環境でのユーザー認証ができません。
これは「BeeZipエンタープライズ版」で実現させようとしています。

信用、経験

Windowsなどと比べてまだまだ実稼動数が少なく、信用、経験不足です。 しかしながら、今稼動実績数も増えはじめ、寄せられた お客様からの情報ご意見などに耳を傾け、よりよいものを作っていくことで克服していきたいと思います。

このように、「BeeZip」はアプライアンスサーバーと、サーバーOSの利点を兼ね備えた、あたらいサーバーOSのカタチを提案します。