Asterisk/FreePBX日本語導入ガイド | ワークスタイル・働き方変革対応 UCプラットフォーム・サービス FoNEX(フォネックス)をはじめ、コミュニケーションに関わるシステムをトータルサポート | 株式会社クルーグワークスタイル・働き方変革対応 UCプラットフォーム・サービス FoNEX(フォネックス)をはじめ、コミュニケーションに関わるシステムをトータルサポート | 株式会社クルーグ

Asterisk日本語版導入方法

Digium ,Inc.は、日本に於けるAsteriskコミュニティーの成果物である日本語化パッチをベースに当社が改良したものと、当社がプロアナウンサーの薗田涼子氏と録音したAsteriskの基本パッケージに含まれるアナウンスの日本語音声データが正式にAsterisk本家のソースコードに採用され、配布を開始致しました。
2014年10月1日現在、開発中の最新バージョンであるSVN、並びに次期メジャーリリース版となるバージョン13の日本語版が、既にAsteriskの公式サーバーからダウンロード頂く事で、ご利用頂けます。
本ページでは、最新版のSVN、並びにバージョン13での日本語版導入手順を紹介致します。

■Asterisk導入にあたり、必要なサーバー環境については以下のサイトをご参照下さい (参照先サイト:”voip-info.jp”)
http://www.voip-info.jp/index.php/Asterisk

1) 上記を参考に、Asteriskを利用する為に必要な環境を構築したサーバー上で、 /usr/srcディレクトリに移動してAsteriskのソースコードをダウンロードします。

A)最新版SVNの利用方法
SVNに有るソースコードのダウンロード(checkout)を行います。
svn checkout http://svn.asterisk.org/svn/asterisk/trunk asterisk

checkoutにより作成された“asterisk” ディレクトリに移動します
cd asterisk

B)バージョン13の利用方法
Asterisk配布サイトより、ソースコードのダウンロードを行います。
wget http://downloads.asterisk.org/pub/telephony/asterisk/asterisk-**.tar.gz

注)**は、ダウンロードしたい希望のAsteriskバージョン番号を入れますので、今回は”13.0.0-beta2″を入れ”http://downloads.asterisk.org/pub/telephony/asterisk/asterisk-13.0.0-beta2.tar.gz”とします

ダウンロードしたAsteriskのソースコードを解凍、展開します。
tar zxvf asterisk-**.tar.gz

作成された“asterisk” ディレクトリに移動します
cd asterisk-**.**.**

2) ソースコードからのコンパイルの為の準備(configure)を行います
./configure
*ご利用のOS環境により、依存性の問題等が発生する可能性があります。必要に応じてAsteriskに必要な環境を整えて下さい

3) configure完了後以下を実行し、Asteriskのインストールオプションを設定します
make menuselect
この際、矢印キーを操作して“Core Sound Packages”を選択の上、”Enter/Return”キーを押して次の画面に進み、日本語音声”CORE-SOUNDS-JA-**”を必ず選んで下さい。 (**は、フォーマット(コーデック)名)

Asterisk_Japanese_menuselect
音声フォーマット(コーデック)については、ulaw, alaw, and gsm等が良く利用されています。 その他ご希望に合わせた設定が完了したら最後に‘x’キーを押して、設定を終了します。

4) ソースコードをコンパイルした上で、インストールします
make install

その他)導入後の確認方法(任意)
インストール完了後、Asteriskの設定ファイルである”extensions.conf”に以下の様な設定を行う事で、日本語板が正しくインストールされたかどうか、簡単に確認する事が出来ます:

exten => 9999,1,Set(CHANNEL(language)=ja)
exten => 9999,n,Playback(demo-echotest)
exten => 9999,n,Echo
exten => 9999,n,Playback(demo-echodone)

 

FreePBX日本語版導入方法

2014年9月現在、最新版FreePBXディストリビューションに於いて、それに含まれるAsterisk 11 及び 12に既に日本語化のパッチが取り込まれています。
つまり、最新版となるFreePBX12に、日本語化パッチが含まれているISOイメージファイルを、本家FreePBXのサーバー”http://schmoozecom.com/distro-download.php”、並びにFreePBX公認の日本向けダウンロードサーバー(当社提供)”http://downloads10.freepbxdistro.org/ISO/”から、いつでもダウンロードがご利用頂ける様になっています。
まず、ISOイメージファイルを使って、サーバーにFreePBXをインストールして下さい。
この時点で、既に日本語化パッチ、並びに日本語メニュー(FreePBXの基本部分と、コアモジュールがご利用頂けます。

なお、日本語音声ファイルにつきましては、暫定的に、以下の手順でダウンロード、ご設定頂くことで、ご利用可能となります。
■Asterisk日本語音声入手先リンク
http://downloads.asterisk.org/pub/telephony/sounds/
※音声ファイル名 例)asterisk-core-sounds-ja-[****]-current.tar.gz (****にはコーデック名が入ります)

1) 導入済みFreePBXサーバー上で、Asteriskのsoundsフォルダに移動します
cd /var/lib/asterisk/sounds

2) soundsフォルダの中に日本語音声を格納する”ja”フォルダを作成します
mkdir ja && cd ja

3) wgetコマンドを使って、必要なコーデックの音声ファイルをダウンロードします(ulaw, alaw, gsm 推奨)
例) wget http://downloads.asterisk.org/pub/telephony/sounds/asterisk-core-sounds-ja-ulaw-current.tar.gz

4) Untarコマンドでダウンロードしたファイルを解凍します
例)tar xvf asterisk-core-sounds-ja-ulaw-current.tar.gz

補足: 現在、FreePBXでは、ボイスメール時に使用する音声ファイル“vm-goodbye”が、従来の“goodbye”から置き換えられて使用されています。
その為、暫定的に以下の様にシンボリックリンクを張るなどして対処します

例)ln -s vm-goodbye.ulaw ./goodbye.ulaw

その他)正しく導入されたかどうかをテストする為には、FreePBX GUIから、Applications>Extensions メニューを選択し、テストしたいextension(内線)を選択の上、languageオプションに“ja”を入力します。ここで設定した内線からFreePBXのコアに含まれる機能(例:音声会議、ボイスメールなど)で、日本語化された語順、音声がご利用可能となります