

PolycomやAastra社製IP電話機を御利用になる場合は、trixboxProがインストールされているサーバをDHCPサーバとして設定すると、電話機はプラグアンドプレイで自動設定されますので、この設定を強くお勧めいたします。
IP電話機のネットワークアドレスをルータや別のDHCPサーバで行う場合は、電話機の自動設定は行われません。
DHCPサーバ機能は2個目以降のLANポートに設定できます。御利用のサーバに1つしかLANポートが実装されていない場合はこの機能を利用できません。通常は一つ目のLANポートを「eth0」2つ目のLANポートを「eth1」と設定されます。
ここでは2つ目のLANを「eth1」として説明しています。
WinSCPはWindowsからLinuxサーバにアクセスするには非常に便利なツールです。以下のサイトからダウンロードできます。
apple社MACをご利用の場合は「fugu」を利用すれば、WinSCPと同等の操作が可能です。
WinSCP等を利用してtrixboxに接続し、/etc/dhcpd.confをデスクトップ等の任意の場所にダウンロードして保存します。保存したファイルをテキストエディタで開きます。
このファイルのすべての内容を以下のサンプルと書き換えます。(赤で記述されている部分は説明です。実際の設定ファイルには記述しないで下さい。青の部分は自分の環境に合わせて記述してください)

ddns-update-style interim;
ignore client-updates;
subnet 192.168.25.0 netmask 255.255.255.0 {
option routers 192.168.25.1; # デフォルトゲートウェイ
option subnet-mask 255.255.255.0; # サブネットマスク
option nis-domain "tdp.local";# ドメイン名
option domain-name "tdp.local";# ドメイン名
option domain-name-servers 192.168.25.1; # DNSサーバアドレス。trixboxProのアドレスにすると良い
option time-offset 32400; #Tokyoの設定
option ntp-servers 192.168.25.1; # tftpサーバアドレス。trixboxProのアドレスにする(必須)
option tftp-server-name "192.168.25.1";# tftpサーバアドレス。trixboxProのアドレスにする(必須)
range dynamic-bootp 192.168.25.10 192.168.25.254; # 割当てるIPアドレスの範囲
default-lease-time 43200;
max-lease-time 86400;
}
ddns-update-style none;
class "phone" {
match substring(hardware,1,3);
}
# Polycom
subclass "phone" 00:04:f2
{
authoritative;
option tftp-server-name "tftp://192.168.25.1";
}
subclass "phone" 00:90:7a { # Polycom
option tftp-server-name "tftp://192.168.25.1";
}
subclass "phone" 00:e0:75 { # Polycom SoundStation IP
option tftp-server-name "tftp://192.168.25.1";
}
subclass "phone" 00:08:5d { # Aastra
option tftp-server-name "192.168.25.1";
}
subclass "phone" 00:10:bc { # Aastra Telecom
option tftp-server-name "192.168.25.1";
}

Windowsには標準でターミナルがインストールされておりません。WindowsからLinuxサーバにアクセスするにはputtyなどのターミナルソフトをインストールします。以下のサイトからダウンロードできます。
apple社MACをご利用の場合はアプリケーション>ユーティリティ>ターミナル.appを利用すれば操作が可能です。
続いて、ターミナルから
と入力してDHCPサービスを起動します。
もし、ネットワークアダプタが2個ある場合は、そのうちのひとつをIP電話専用のネットワークとし、そこにDHCPサービスを起動させます。通常、trixboxProのアクティベーションプロセスで二つ目のLANでDHCPを起動するか選ぶように促されますが、手動で設定する場合は、以下の通りです。
/etc/sysconfig/network-scriptsディレクトリに、ファイル名ifcfg-eth1のファイルを作成する(もし無い場合)このファイルには以下のように記述します。
/etc/sysconfig/dhcpd を変更します。
上記の編集作業が終了したら、サーバーを再起動します。

Fonality社が正式にサポートしていないサーバーは時として、ネットワークカードが認識されないといったトラブルが発生します。例として、ASUS社のEeeBoxを取り上げてみます。このアプライアンスのネットワークデバイスは1000TXという高速型のタイプになっており、trixboxのOSはそのままでは認識できませんので、手動でデバイスドライバをインストールする必要があります。
ここからネットワークドライバをインストールします。
ネットワークドライバのファイルが入っているSDカードあるいはCDを準備します。もちろんwgetコマンドでwebから直接デバイスドライバをダウンロードしてもかまいません。仮にデバイスドライバが保存されているSDカードを準備できているとしましょう。EeeBoxのSDカードスロットに挿入します。
続けて以下のコマンドを一行ずつ入力して実行してください。
これでドライバのインストールは終わりました。「reboot」と入力して「Enter」キーを押します。システムが再起動します。再び「inactive login:」とプロンプトが表示されたら「activate」と入力して、通常のtrixboxPro認証手続きを進めます。